業務用銀塩写真デジタルプリンタの色空間について
2023/04/27
銀塩プリンタは高彩度色や蛍光色が少々苦手です
業務用銀塩写真デジタルプリンタは、扱うことのできる色空間が、コンピュータのディスプレイより狭いです。
コンピュータディスプレイは、通常sRGBの色空間ですが、業務用銀塩写真デジタルプリンタはその特性上、「鮮やかな赤」方面が狭いです。
写真全体で言うと、普通のディスプレイでJPEGファイルの写真を見たときより、銀塩写真の方が、やや暗めに、特に明るい赤はあせた感じに(良く言うと、しっとりと落ち着いた色に)見えます。
弊社の事例で、蛍光色の緑や黄緑の色が、黄色に置き換えられたことがあります。
このように高彩度色や蛍光色は、弊社のプリンタが苦手な色です。
弊社のフォトマイスターの技術により、できる限りの補正をいたします
全体的に色温度が低めで、鮮やかな赤系色の多い、高彩度色なお写真をプリントすると、ディスプレイと比較すれば、印象の違ったものになります。
もちろんこれは、あえて比較すると、という意味です。
銀塩写真が色あせているという意味ではありません。
コンピュータ画面で見たり、家庭用プリンターで印刷したりすると、いつもギラギラした色に見えると思っている方には、銀塩プリントされることをおすすめします。
また、そのような高彩度色のお写真であっても、弊社のフォトマイスターの技術により、お写真のイメージを崩さないように、微調整を行いますので、ご安心ください。
Wikipedia 「色空間」
Wkipedia 「色温度」