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写真現像 プリント シャシンヤドットコム
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色調補正について

色調補正とは

色調補正とは、写真全体の色合い・明暗のバランスを整えることです。

  • 色調補正とは、写真全体の色合い・明暗のバランスを整えることです。たとえば、室内で蛍光灯の下で撮った青白っぽい写真には、写真全体にたいして青みをぬき、黄色みを加える作業をします。濃度の補正とは、写真の明暗(明るさ)を整えることです。たとえば、逆光になり顔が暗くなった写真にたいしては、顔が自然に見えるようになるまで、写真全体の明るさを明るくします(明るい部分が白飛びしないようにしなければならないので、濃度補正できない場合もあります。明暗の差のはげしい写真は的確な濃度補正ができません)。
  • 当社では、お客様の写真を一枚一枚色合い・濃度(明るさ)補正をほどこし、プリントさせて頂いています。オペレータによるお客様の撮影シーンを理解した質の高いプリントを提供させていただくために、原則すべてのお客様のお写真にたいして、手動による色調チェックおよび補正をおこなっています。
  • 手動の色調補正をしない場合でも、当社の業務用プリンタの初期設定で自動的に色調補正がかかるようになっております。当社の業務用銀塩写真デジタルプリンタは、初期設定で、M(マゼンダ)を若干マイナス、Y(イエロー)を若干プラスになるように設定しています。これは、一般的なお客様が好まれる肌色を再現するための設定です(普通のカメラ屋さんはほぼこのような設定になっています。これは非常に微妙な設定であり、肌色が黄色く見えるようなものではありません)。「手動補正なし」のご注文をプリントする際も、この初期設定を0に戻すことはいたしませんので、ご了承ください。
  • 色調補正での注意点等ございましたら、ご注文時の「ショップへのコメント欄」にお書き添えください。あらかじめ色調についてのご指示等ない場合は、色調補正は、原則的には、弊社へのおまかせとなります。可能な限り対応させていただきますが、お客様のご指示(またはイメージ)どおりに出力できない場合があります。なにとぞご了承ください。
  • 小社の色調補正サービスは、厳密な色を再現するものではなく、一般的なお客様に喜んでいただけるように「ちょっとだけお化粧をする」サービスとお考えください。したがって、厳密なお色の再現をお求めになる方は、事前にご相談くださいますようお願い申し上げます

ご希望のお色をお申し付けください。

ご希望の色調がございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。ご注文時の「ショップへのコメント欄」に、ご要望をお書き添えください。プロのフォトマイスターが、可能なかぎり、お客様のご要望の添えるよう調整します。

特別に寄せられましたご要望は、お客様の名前や撮影シーン情報とともに小社のほうでひかえさせていただいています。複数回ご注文いただいた(リピートされた)場合、特にご連絡がなくても、それらのデータを元にお客様のお好みに応じてプリントさせていただいています。

また、配送された写真とともに、担当フォトマイスターの名札を同封しております。お客様のお写真をプロのフォトマイスターが各自責任を持ってプリントさせていただいています。フォトマイスターのご指名も可能です。

色調補正と、写真加工の違いについて

  • 色調補正とは、お写真全体の色調(CMYK)を整えることですので、お写真の一部分を加工することではございません。赤目をなくすこと(一部分の色を変えること)や、文字を入れること(パーツを付け加える、または消すこと)などは、補正ではなく写真加工になりますので、すべてのお客様への無料サービスの対象ではございません。写真加工は、お受けすることができませんので、なにとぞご了承ください。
  • なお 「文字入れサービス」につきましては、有料にて承ります。詳しくは、文字入れサービスページをご覧ください。

「補正なし」でご注文されたいお客様へ

「補正なし」注文には、2種類あります。

  • 上記のように、原則的には、すべてのお客様のお写真にたいして、手動にて色調チェック・補正をほどこします。この「手動補正」をほどこさなかったとしても、プリンタが自動的に補正をいたします(自動補正)。よって、「補正なし」をご注文される場合には、「手動補正なし」と、手動補正も自動補正のどちらもOFFにする「完全補正なし」の2種類がございます。
    ※ 同業他社様でも、「補正なし」の受注をされているところは多いと思いますが、上記の2種類を区別せず、「手動補正なし」を「補正なし」とみなし、実際にはプリンタが自動補正をかけている場合も多いと思われます(わざわざ手間のかかる方を初期設定にしているとは考えにくいので)。

「手動補正なし」のご注文方法

  • 「手動補正なし」をご希望する場合、ご注文時の「ショップへのコメント欄」に、手動補正なしの旨、必ずお書き添えください。別途料金は必要ありません。ご連絡のない場合は、一般のお客様と同様に色調チェック・補正がほどこされますので、ご注意ください。
  • この場合、上の説明にもございますように、プリンタによる「自動補正」はOFFになりません(ただし、「必ず色や色調が変わる」という意味ではありません。肉眼ではほとんどわからない場合もありますし、撮影時の設定や加工の度合いによっては大幅に変わることもあります)。
    ※ただし、写真加工ソフト等で、加工または再保存した場合、「自動補正」機能はOFFになります。この機能は、小社の業務用銀塩デジタルプリンタが写真データを分析し、自動的におこなうものです。

「完全補正なし」のご注文方法

  • 注文時のサイズ選択の際、「完全補正なし」と記載されたサイズ選択肢をお選びください。
  • この場合、「完全補正なし」とは、 当社オペレータおよびプリンタの自動機能で、CMYの色チャンネルと濃度(明るさ)を一切触らず、お客様のお送りいただいた写真の色設定のままプリント出力することです。
  • 「完全補正なし」とは、色調設定をまったく触らないことであり、お客様のご希望の色(コンピュータディスプレイ上の色、肉眼で見た色、またはイメージされる色等々)を再現することをお約束するものではございません。
  • よって、「ディスプレイの色と違う」「色が実物と違う」という理由での再プリント(焼き直し)は、お受けすることができません。なにとぞ、ご理解の上、ご了承くださいませ。

「補正なし」の価格(2008/12/8更新)

  • 「手動補正なし」、「完全補正なし」ともに、通常の補正のあるプリントと同価です。キャンペーン価格も適用されます。

色調にかんする注意点

業務用銀塩写真デジタルプリンタの特徴

  • 業務用銀塩写真デジタルプリンタは、扱うことのできる色空間が、コンピュータのディスプレイより狭いです。コンピュータディスプレイは、通常sRGBの色空間ですが、業務用銀塩写真デジタルプリンタはその特性上、「鮮やかな赤」方面が狭いです。写真全体で言うと、普通のディスプレイでJPEGファイルの写真を見たときより、銀塩写真の方が、やや暗めに、特に明るい赤はあせた感じに(良く言うと、しっとりと落ち着いた色に)見えます。

    色空間(Wikipedia)

  • したがって、全体的に色温度が低めで、鮮やかな赤系の色の多いお写真をプリントすると、ディスプレイと比較すると、印象の違ったものになります。

    色温度(Wikipedia)

  • もちろんこれは、あえて比較すると、という意味です。銀塩写真が色あせているという意味ではありません。コンピュータ画面で見たり、家庭用プリンターで印刷したりすると、いつもギラギラした色に見えると思っている方には、銀塩プリントされることをおすすめします。

 

家庭用インクジェットプリンターとの比較はできません

まれに「家庭用インクジェットプリンターより鮮やかでない」とおっしゃるお客様がいらっしゃいます。しかしながら弊社では「家庭用インクジェットプリンターと同じプリント」を出すことはできません。同種のご要望にもお応えしかねます。銀塩写真は、お写真によっては、家庭用インクジェットプリンターよりも鮮やかにプリントすることができません。また、家庭用インクジェットプリンターと同じプリント結果にできません。それは以下の理由によります。

 

  • 銀塩写真と家庭用インクジェットプリンターが再現可能な色空間が異なるため。銀塩写真の方が、「鮮やかな色」方面が出にくいです。
  • 家庭用インクジェットプリンターは、強い補正プリントを行っています。特に鮮やかになるように補正します(鮮やかだと綺麗に感じるからです。テレビと一緒です。テレビは現実の映像より極度に鮮やかに映しています)。
  • 写真プリントの結果はペーパーによって異なります。したがって、銀塩写真と家庭用インクジェットプリンターのペーパーは根本的に異なるペーパーですので、同じお写真をプリントしたとしても、必ずプリント結果は異なります。

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